シミができる一番の原因は紫外線だと言われています。お肌にシミができると、実年齢より老けて見える原因になるために増えてほしくないと思う方が多いのではないでしょうか。 シミの原因は紫外線の他にも、いくつか原因があるのです。 今回はシミができる原因を紹介します。シミの予防法とシミができた時の対策も合わせて解説します。シミができてほしくない!増やしたくない!という方必見です。 シミの原因を理解して、シミのない明るいお肌を目指しましょう。
あなたのシミができる原因
シミができる1番の原因は「紫外線」です。その他にも下記の4つの原因が考えられます。
- 紫外線
- 生活習慣の乱れ
- ストレスの影響
- マスクなど摩擦による色素沈着
ひとつずつ詳しく説明します。
紫外線の影響
肌老化の約80%は紫外線が原因と言われています。シミも紫外線の影響がほとんどです。 紫外線を浴びると、肌の細胞であるメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されます。メラニンは本来肌を守るために、生成されますが紫外線を浴びると過剰なメラニンが生成されます。 通常はお肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって排出されますが、過剰なメラニン生成が行われるとメラニンが蓄積されシミになるのです。また、紫外線によって乾燥したお肌はバリア機能が弱り、炎症を起こしやすくなるため、メラニン過剰生成の原因になります。
生活習慣の乱れ
睡眠不足・栄養不足・運動不足や喫煙・飲酒などの生活習慣の乱れもシミの原因になります。生活習慣が乱れるとターンオーバーも乱れやすくなります。 ターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されにくくなります。また、喫煙は血行不良になりターンオーバーが乱れるだけでなく、過剰な活性酸素を発生させるのです。 活性酸素は増えすぎると、メラノサイトを刺激しメラニンを増やし、シミができやすくなります。
ストレスの影響
シミはストレスが原因で増えることがわかっています。ストレスによって活性酸素が増え、メラノサイトが刺激されることによりメラニンが過剰に生成され、シミができやすくなります。 また、ストレスによってホルモンバランスが崩れることにより、ターンオーバーが正常に行われずメラニンの排出がうまくいかず、シミの原因になるのです。精神的ストレスでシミが濃くなったり、大きくなったりとストレスはシミに大きな影響を与えます。
マスクなどの摩擦による色素沈着
マスクや虫刺され後の刺激、過度なスキンケアなどの摩擦によっての色素沈着もシミです。2020年からのコロナ禍でほとんどの人がマスクをつけて生活してきました。肌は長期間に過度な摩擦を受けると、肌が刺激され過剰なメラニンが生み出されます。 虫刺されは炎症を引き起こすため、それだけでシミの原因になりますが、その後かゆみなどを抑えるために掻くと摩擦されメラニンが沈着しやすい状態になります。 また、過度に力を入れたマッサージなど、間違ったスキンケアでも摩擦が起きます。正しいスキンケア方法をみにつけましょう。
シミの予防法
シミができないように下記の4つに気をつけましょう。
- 紫外線予防をしっかりとする
- 生活習慣を整える
- リラックスできる時間を作る
- 摩擦を避ける
紫外線予防をしっかりとする
紫外線はシミの1番の大敵です。毎日紫外線対策して過ごしましょう。日焼け止めは毎日しっかりと塗って、アームカバー・サングラス・帽子・傘などしっかりと紫外線からお肌を守りましょう。 特に気をつけたいのは目から吸収する紫外線です。全身の紫外線対策をしていても、目から吸収する紫外線によって、日焼けすることがわかっています。サングラスやUV効果のあるメガネをつけましょう。
生活習慣を整える
睡眠・栄養・運動や喫煙・飲酒の習慣を見直しましょう。生活習慣は毎日の積み重ねです。良いことも悪いことも積み重なってお肌に影響を与えます。 シミのできないあなたの肌作りのために、良い習慣を取り入れましょう。質の良い睡眠やバランスの取れた食事をとり、適度な運動をしましょう。喫煙や飲酒の習慣がある方は、控えるなど対策をとることでシミのできない肌作りができるでしょう。
リラックスできる時間を作る
ストレスを和らげるように、リラックスできる時間を作りましょう。私たちは日々生活していく中で、ストレスを完全に無くすことはできないのかもしれません。しかし、お肌に悪影響を及ぼすストレスは、少しでも和らげることが必要です。 アロマオイルや好きな音楽など、眠る前にリラックスの時間をとるのも効果的です。睡眠不足はイライラの原因になるので、質の良い睡眠をとるために、寝る前にリラックスの時間をとってストレスを和らげる工夫をしましょう。
摩擦を避ける
日々のスキンケアや日常的につけているマスクの摩擦から肌を守りましょう。スキンケアでは、正しいスキンケアの方法を学びましょう。 クレンジングや洗顔など摩擦しがちなスキンケアを見直しましょう。力を入れすぎたり、擦りすぎたりしないようにします。マスク時の摩擦を避けるには、メイクが重要です。 マスクだからといって、メイクをしないのはお肌に良くありません。マスクとお肌が当たる部分のファンデーションは、重ね塗りしたり、摩擦のおきにくい化粧品を使ったりメイクに気をつけましょう。
シミができた時の対策
シミができた時の対策は下記の4点です。 詳しく説明します。
- スキンケアを見直す
- クリニックを受診する
- 質の良い睡眠をとる
- バランスの良い食事をとる
スキンケアを見直す
できたシミには美白成分配合された化粧品を使いましょう。美白成分配合の化粧品には、メラニンの還元を促す作用やメラニン生成を抑制する作用など、メーカーや種類によって効果は様々です。 化粧品はシミに対して、目に見えて効果が出るのは遅いかもしれませんが、肌の内側に作用している場合もあります。根気よく丁寧に使っていきましょう。 また、肌の乾燥はバリア機能を低下させ、様々な肌トラブルを起こします。シミのないお肌を目指すには、保湿が重要になります。
クリニックを受診する
シミができた時の対策として、クリニックを受診するのもおすすめです。クリニックを受診すると、光を照射したり内服薬を処方されたり一人ひとりのお肌に合わせたカウンセリングを行います。 市販薬を使うより、効率が良く、より高い効果が得られるでしょう。美容医療のプロによるアドバイスを聞くことができるのもメリットです。
質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠をとりましょう。質の良い睡眠とは、寝つきと寝起きが良い上に、ぐっすり眠れたと感じた睡眠です。そのためには、起きる時間を休日も平日も同じ時間にしましょう。 休日でまだ眠っていたいと思った場合は、一回起きてから寝直しましょう。また、寝る前の過ごし方も大切です。就寝3時間前には夕食を済ませ、就寝1時間前の入浴がおすすめです。 お風呂場の電気を暗めに設定して、入浴後の1時間はゆっくり過ごしましょう。明るすぎる部屋には行かないようにして、ゆっくりストレッチをしたりアロマや音楽を聴いて心地よい時間を過ごすことで質の良い睡眠に近づけられるでしょう。
バランスの良い食事をとる
バランスの良い食事にしましょう。お肌の新陳代謝を上げるためには、タンパク質、ビタミン、亜鉛などが必要です。バランスよく食べるのが大切ですが、その中でも、重要な栄養素が下記の4つになります。
- ビタミンA 抗酸化作用があり、特にレバー・ウナギ・チーズ・卵・バターなどに多く含まれます。
- ビタミンE 抗酸化作用があり、特にナッツ・アボガド・鮭などに多く含まれます。
- ビタミンC メラニンの生成を抑える効果があり、特にブロッコリー・イチゴ・キウイ・パセリなどに多く含まれます。
- リコピン 日光耐性を高める効果があり、代表的なトマトを始め、赤パプリカ・スイカなどにも含まれます。
栄養素を食事だけからとるのが難しい場合は、サプリメントなど栄養補助食品も上手く活用しましょう。
まとめ
今回はシミができる原因とシミの予防法とシミができた時の対策も合わせて解説しました。シミができる原因のほとんどは、紫外線ということがわかっています。 紫外線の他には、生活習慣・ストレス・摩擦による色素沈着が原因です。正しいスキンケアや生活習慣など、毎日のケアが大切です。正しい知識を身につけて、日々の生活に気をつけながら、シミのない若々しいお肌を目指しましょう。
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スマートクリニック銀座では、美肌効果の期待できるエクソソーム(幹細胞培養上清液)を使用した治療を行っています。
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当院では、国内のGMPに準拠した細胞加工センターと提携し、独自に開発したエクソソーム(幹細胞培養上清液)を「高濃度ファクター9」と命名し、点滴に使用します。